防波堤のはたらき
 風や波から船とみなと、そして人々をまもる防波堤は、港になくてはならない大切なもの。防波堤があるからこそ、高波や強風などで海が荒れる日でも、港の中はおだやかに保たれ、人も荷物も安全に船から降ろすことができるのです。
 特に、冬、海が荒れることが多く、厳しい自然環境にある日本海側の地域の港にとっては、ひときわ重要な役割を担う施設とも言えます。
水の中の仕事
 水上に見える防波堤は、全体のほんの一部。その大部分は水中に隠れ、普段わたしたちには、見ることができません。
 しかし、その隠された部分の水中工事に、潜水士は重要な役割を担っているのです。