海の中に、ケーソンを据え付けるための安定した土台を造り、防波堤本体を波や流れから守るために、基礎マウンド工事を行います。
1)捨石投入
まず、海中の防波堤を造る範囲を測量して印を付け、その範囲に運搬船で運ばれてきた石をクレーンで投入します。
石を投入するクレーンの操縦者と、水中にいる潜水士がレシーバーで連絡を取り合いながら、ちょうど良い場所に石が投入されるように調整するんだ。 投入した石でできた山の高さや、石の量、広がりが予定通りになって、次の整形作業がいかに能率よく進められるかが、捨石投入を管理する潜水士の能力にかかっているんだよ。